メタバースギャラリー「麻呂鳥スカイパレス」、節目としてMaro Dori NFTの展示。メタ空間を通じて世界に羽ばたきい。

「麻呂鳥スカイパレス」も頑張って、ここまで運用してきました。


8月の特別展示スペース「スカラウンジ」では、ひとつの節目という意味も込めて、Maro Dori NFTプロジェクトの特別展示をする運びとなりました。

麻呂鳥については是非こちらをお読みくだされば幸いです。

麻呂鳥を生み出した時は10歳の小学生だった道湖も今は13歳、中学一年生となりました。色々な試練を抱えてきましたが、麻呂鳥が内なる理想を投影する存在となり、時には励まされ、時には慰められ、時には導かれ、決して平坦ではない学校生活と並行してここまで制作を続けられてきたと思います。

麻呂鳥は下絵から和紙に転写し、そこから面相筆で輪郭線、動物や植物の質感、陰影、濃淡を表現していきます。その独特の印象や質感が損なわれないようにデジタル加工し、NFT化したものが Maro Dori NFTです。

デジタルの背景は本人がその時に降ってきたインスピレーションで即興で創っています。

麻呂鳥の作品は麻呂鳥スカイパレス以外でも、他のワールドでも色々なところで展示されています。

ここからは私見となりますが、麻呂鳥はメタ空間と相性が良いように感じます。

それは、道湖が手塚治虫先生の作品に出てくる超生命体として描かれている「火の鳥」に影響を受け、麻呂鳥に火の鳥を重ねているところにも関係しているように感じます。

麻呂鳥スカイパレスのロゴ。Web3アートプロデューサー小島さんがデザイン。

実際は後付けで、麻呂鳥を生み出した後に「火の鳥」を全巻じっくり読んだのですが、「自分の中の頭の中にずっとあったことが描かれていたからびっくりした」と言ったのです。

物語の中で宇宙空間や時空を超えて火の鳥が自由に移動する場面がよく出てくるのですが、メタ世界の壮大なスケールと深遠さともシンクロします。

そして、これは個人的体験となりますが、メタ世界に没入すると、人間の営みや感情や歴史が、物質的な肉体を超越したところで呼び起されて、頭の中で覚醒するような感覚を憶える時があります。このあたりも火の鳥が通常の言葉やコミュニケーションの枠を超えて、テレパシーで交信する超越性や神秘性を持っているところにも通じます。

また、元々は京都に関する小説を読んだことからはるか昔に日本で煌めいた王朝文化に衝撃を受け、引き眉を持つ高貴な鳥をイメージしたようです。

思えば、京都には神秘的な存在が沢山ありますので、1歳の時に一度しか行ったことがないにも関わらず、色々と感化されるものがあったのかもしれません。

本物に触れさせたらどんなにいいのだろう、と思うことがあります。しかし、なかなかそんな暮らしはさせられず、手に届く範囲の著作物や日常の何気ない事からイメージを膨らますことが多いです。

Visit KYOTOの公式マスコットキャラクターにも就任。PR用NFTもあります。

ちなみにMaro Dori NFTは海外マーケットを対象にプロモーションをしており、まだまだこれから認知度を高めたり、コレクターを見つけたりしてくことになりますが、地道にPRしているうちに、良いこともありました。

ひとつは、Web3最大のアーティストプラットフォームに審査を通過して掲載されることになりました。Web3ということもあり、非常にインクルーシブなところで、属性による制限はなく(公序良俗に違反しないこと以外は)、サポートプログラムや世界各国でのキュレーションもあるので今後の展開が楽しみです。

メタバース同様、コツコツと認知度を上げていければと思います。

最後に麻呂鳥スカイパレスにも良いことがありました。
最新のスタートアップ企業がプロデュースするアニメ風アバターHAIKUのプロモーション映像の舞台に選ばれました。

この映像は、あらゆるSNSで紹介されています。

HAIKUはサイバーパンク2077、攻殻機動隊、マトリックス等の世界観やビジュアルが混ざり合って生み出されたアバターで、HAIKUという名前から連想されるとおり、日本を意識したクールなキャラクターとなっております。

今はまだ予告段階でローンチはこれから。メタバース自体は確実に、宇宙空間のように広がっていっているので、楽しみで仕方がありません。もし、世界的にヒットしたら、この動画はかなり貴重なものになりますね。

宇宙空間のようなメタ空間を火の鳥のように自由に飛び回る神秘的な存在として麻呂鳥も進化していければと思います。

麻呂鳥スカイパレスへのアクセスはこちら

Web3最大のアーティストプラットフォームHUG のプロフィールはこちら

次は大盛況だった第3回メタバース写真展について書こうかなぁと思ってます。